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成田空港機能拡張に関する春の勉強会

第3滑走路実現を目指す有志の会による春の勉強会が去る5月27日、芝山町文化センターで開催され、私も地元企業、地元住民という立場で発言の機会をいただきました。
カーフューの短縮案にともなって、各方面からは「4時間しか眠れない!」という意見が多数出ていますが、成田空港勤務者4万人の多くはシフト勤務者です。そもそも今現在も飛行機が飛んでいる時間に寝ている人が大勢います。特定の人間の生活サイクルだけを取り上げて議論するのはおかしい事です。
防音装置でかなりの騒音は軽減され、生活に支障が出るようなことは無いはずです。

もちろん、騒音がなく、空港が発展して仕事があれば良いですが、こんな都合の良い事があろうはずもありません。

音の感じ方は人によって様々。

蚊が飛んでいても寝れない人もいます。

会場の騒音下住民の方からは、「女房のイビキの方がよっぽどうるさいが、・・・・。飛行機がうるさいと思うなら耳栓して寝たらいいじゃないか!」との過激な意見もありました。
内陸空港は騒音も撒き散らすが、経済効果も撒き散らすはずですが、開港時の反対運動の影響で閉ざされた空港になっています。

これからは周辺住民が働きやすく、遊びに行きやすい空港になるよう周辺アクセスを改善して頂きたいものです。
15年前に集団移転した私の地区の記念碑には以下のような一文が刻まれています。
「多少の騒音問題等は、出来るだけ防音装置等によって改善し、他は活力のある音として受け止め、大空港のもたらす利便性の中で子孫たちと共に生きよう」と決意した・・・
とあります。

IMG_0723.JPG
騒音下の多くの地区の人たちが騒音との共存を前向きに考えて解決していけるようにと願うばかりです。