ヘビイチゴ
- 2016年6月14日
先日、道端の草刈りをしているとヘビイチゴの群生を発見。昨年まではなかった場所だっただけに新鮮で、思わずパシャ!
小さい時に婆様から聞いた話を思い出した。
「ヘビイチゴは田んぼの畦に生えていて、それを食べに蛇が来る。だから、蛍狩りに行っても、ヘビイチゴが生えている場所に行っては行けないよ。
蛍と思った光は蛇の眼だからね・・・。」
今思うに、この話は子供が夜に田んぼや川に転落するのを防止するための作り話だったんでしょう。
”ヘビイチゴ”だってホントは芝山の方言に違いないと思ってウィキペディアで調べてみました。
すると、
「ヘビイチゴは、バラ科キジムシロ属の多年草。語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。以前はヘビイチゴ属に分類されていた。」
婆様の話はホントだったのね
しかも、ヘビイチゴ属ってあるのに更にビックリ
そのままはマズいけど、ジャムには加工できるらしいので、興味のある方は試してみて下さい。(笑)
方言と言えば、芝山ではマムシの事をクチャメと言いますが、これはどうやら方言では無いらしい。四国から青森の太平洋岸で広く使われていた様子。
次回は方言の不思議について
文:hagi