メルマガ８５号２０２２年９月

メルマガ８５号　　２０２２年９月

2022年9月15日
- メルマガ編集長

★★ SAM ☆☆☆ *************
三栄メンテナンスメルマガ
2022/9/13 [ 第85号]
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◇コラム

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『成田市場でお買い物』

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草木の葉に露がつき白く輝いて見える季節になりました。白露の候、早起きして新成田市場でお買い物体験をしてきましたので露払いのご報告です。

６時０７分京成線拙宅最寄り駅を出発、６時３６分空港第２ビル駅に到着、成田空港第2ターミナル到着階のバス停留所「２８‐B」に向かいました。ここから成田市場までシャトルバスが出ているのです。始発は７時１０分、料金は２００円、ICカードスイカ利用で乗車、この時乗客は６人、皆さんは買い物客でなく市場の関係者さんのようでした。

空港を出たバスは日航ホテル脇、B滑走路トンネルを通過、東峰十字路を右折するとおよそ２０分で市場に到着します。実はオープン前の昨年１２月に現地調査済みでしたから市場の水産棟入り口まで難なく進みました。しかし風除室、ＥＶホールを通過したところでストップ、何と市場ホールに入る自動ドアが開きません。前の人が通過したのが見えたのになぜ？　張り紙をよく見ると扉脇の除菌スプレーを使わないと自動扉が作動しないと書いてありました。

そこでシュッとやって手をこすりながら扉の前に立つとビューっと開きニッコリ(^o^)丿、足元には靴底消毒マットがあってしっかりした衛生管理ができていたのです。

中は体育館のような大きなホールになっていて涼しい、温度管理もできていてさすが生鮮市場、両サイドに並んだ魚屋さんの店前にはたくさんの発泡スチロール箱が置かれていました。床置きがほとんどで、長靴にゴムエプロンの人たちがキビキビ動き回っている光景です。そしてその周りには普通の格好のオジサンが手提げバッグを持ってうろうろ物色中、料理屋のおやじさん、板前さんであることは明らか、無造作に手を突っ込みアジをつかんで裏表したり、金目を持ち上げて振ってみたりです。「いいのが入ったよ！！」って店の人たちから声がかかり、もちろん顔なじみなのですね。

市場独特の雰囲気に飲まれ買い物できずにウロウロしていると、客と店の人の会話が聞こえてきました。「まぐろブツ美味いよ、コレ！」、「いくら？」、「１５００円」ですって。

よしこれならいけるなと少し時間をお置いて再接近、同じやり取りしてまんまとまぐろブツをゲット！！「家まで遠いんで氷入れて」と言ってみると「これやるよ」って保冷剤を入れてくれました＼(^o^)／

店頭の挙動不審を見られたようでおばちゃんから声が掛かってきて「うちは生けすが売りだから見てって！」、ちょうどハモを水槽から出すところで網でかき回していました。「一般のお客さんは結構来るの？」って聞いてみると、「あんまり来ないね、向こう（公津の杜、旧市場）とは違うかも(^^;)」、「入るところ分かりづらいのかなあ(>_<)」、「向こうはオープンだからね(^^♪」、「でもここは涼しくていいんだよね～(#^.^#)」

別のお店に行くと普通の魚屋さんのように台の上に小分けした本マグロ、生蛸、貝柱・・・が並んでいて一般客でも買いやすい雰囲気を出していました。やはり箱いっぱいに入ったアジを指してこれ３匹頂戴とは言えませんし、なじみの料理屋さんがたくさん買う中でアジも５～６匹入れといてねという注文とは違います。小分けの本マグロパックを手にすると「それ宮城県塩釜漁港からきたやつだよ。」と言って氷付きで袋に入れてくれました。赤身１０００円(^^♪

続いて青果棟です。

こちらは水産棟のような出入管理はありませんでした。畑の中に行くような感じですから温度管理、衛生管理は必要なしなのですね。同じように風除室を抜けて扉の前に立つと自動で開きます。中はやはり体育館のような大きなホールになっていてパレットに載せられた箱があちこちに山積みにされていました。桃、梨、リンゴ、スイカ、ぶどう、大根、長ネギ、玉ねぎ・・・

配送先別に整理しているのでしょう、フォークリフトが動き回って山積みをパレット毎移動しています。

ほとんどが箱単位なので桃や梨を１個、２個と買うわけにはいかないようだし、欲しかったスイカを電車で持ち帰るわけにはいかなかったので後日車で来て買うことにしたのです。

そして後日のこと、青果棟に入って「スイカ欲しい」を告げると、山積みところに案内され尾花沢産２個入りで「２７００円、Ｂ級で形が悪いだけで美味さは同じだよ。」とおばちゃん。「重いけど大丈夫？！」って心遣いもいただきました。シルクスイート（さつまいも）の５キロ箱が目に入り値段聞いてみると「１４００円、新ものだよ」。スーパーでは半分サイズでもその値段なので安いと思いこれも買ってしまいました。レジの方に行くと生落花生（２００ｇ）が置いてあり「いくら？」と聞くと「４００円、国産だよ」（おやじさん）、「な～んだスーパーと同じじゃないか」（心の声）、でもテイクワン購入です(笑)

個人で買いに来てもいいのかねとおばちゃんに尋ねてみると「大歓迎だよ、私１１時ぐらいまでいるから声かけてね。」と小分けなど便宜を図ってくれそうです(^^♪。

成田市場はこのような感じです。番号札つけた帽子をかぶっていなくても仲卸売場に入って行き、個別に購入できました。もちろん仲買人の方々にとっては料理屋さん、魚屋さん、八百屋さんたちが主なお客さんでしょうが、一般のお客さんにもきていただきたいと思っています。時間的には料理屋さん、八百屋さんたちの早朝対応が終わった８時以降がいいかなと思います。もちろん小分けの手間はあまりかけられませんので無理な注文は慎みたいものです。

http://www.3am.co.jp/article/491102129.html

（成田市場でお買い物）

ところで空港第２ターミナルのバス停「２８‐B」の場所ですが、実はすぐ近くに空の湯シャトルのバス停「２３‐Ｂ」があるロケーションです。今年度末には市場に関連食品棟（お肉、お惣菜など）ができるので「電車で行く！温泉付き‐市場お買い物！」を楽しむこともできますね。是非とも試してみてください。

因みにこの市場の清掃業務は競争入札の結果、１０月から当社が行うことになりました。（見学者コースなどは引き続き成田市のシルバーさんです。）きれいにしますんで見に来てくださいね。

成田市場の概要はこちら

https://www.city.narita.chiba.jp/business/page0139_00039.html

（成田市ホームページ）

http://www.3am.co.jp/article/484755789.html

（昨年12月、オープン直前のメルマガ取材）

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