News/Blogメルマガ84号  2022年8月

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メルマガ84号  2022年8月

★★ SAM ☆☆☆ *************
三栄メンテナンスメルマガ
2022/8/19 [ 84]
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コラム

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エアコン室外機 』

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連日の暑さに皆さんへとへとのことと思います。お彼岸までという言葉があるくらいですからまだまだ続きそうですね、油断は禁物です。

ところで皆様のところのエアコンはフル回転のことと思います。寝る時もつけっぱなしで熱中症対策をと叫ばれていますから、欠かせない存在です。

ということで今回のテーマは当世エアコン事情としました。

先ずは筆者の今夏いまどき体験です。

7月下旬、マイカーのエアコンが不調で冷風が出ず窓から肘を出したドライブをしていました。右見て左見て、いまどきそんな車は走っていませんで、およそ10日間、なんとも過酷な体験です。修理後の車中はなんとも天国、エアコンのありがたさが身に染みたのです。

次は拙宅エアコンです。南向きに設置されていて一日中直射日光を浴びている室外機があっちちの状態でした。昨年まで隣家のおかげで日陰だったのが解体、更地になっての初めての夏だったのです。特にエアコン性能に不満があったわけではないのですが、”室外機の日よけ”、”カバーのおすすめ”などのコマーシャルがあちこちで目につき早速購入、アルミ箔が張られたシートでマグネットで据え付けるだけの簡易なもの、風で飛ばされないようにひもで固定して完成、どれだけ効果が出ているかは不明ですが一安心したところです。

ということで「熱」について考えてみました。にわか勉強ですが(^^;

・熱を作るには火を燃やしたり、摩擦や体温などでも簡単に作ることができますが、そうして出来た熱はどうやって下げるのでしょうか? 

・熱は作ることは出来ても普通は下げることは出来ません。

・「えー、そんな馬鹿な。お湯だって冷蔵庫に入れれば冷たくなるよ!」、それは熱が消滅したのではなく、移動したに過ぎません。

・お湯の熱は冷蔵庫を通じて空気に移動してそれは最終的に海に移動し地面に移動します。

・やがては宇宙によって冷やされて熱が地球上からなくなります。なので、地球が熱を発生させる量と宇宙で冷やされる量のバランスがとても大事ということでした。地球温暖化は由々しき事態なわけです。

続いてエアコンの原理です。

・空気は圧縮すると温かくなります。注射器の先を指で抑えて圧縮すると本体が温かくなる実験を小学校の時やりましたね。

・逆に、圧縮した空気を開放すると冷たくなります。スプレー缶をシューってやると冷たくなるアレです。

・エアコンはこの原理を利用して室内の空気を圧縮し、熱を外の空気に移動させています。そしてその圧縮する装置「コンプレッサー」はエアコンの室外機に内蔵されています。室外機そばに近づくと夏は熱い風、冬は冷たい風が出ていますが、これは室内の熱を外気に移動させているんです。

熱交換ということですが熱は高いところから低いところへ移動するので、外気温が40℃の時、室内温度を28℃から更に下げようとしたら、28℃の空気をめちゃくちゃ圧縮して40℃以上にしなくてはなりません。(実際には空気より効率の良い冷媒というものを使います)その時の室外機が、熱い空気を出し続けている上に直射日光にされされていようものなら40℃以上になっているかもしれません。そうすると更に圧縮しないと・・・・。考えただけでも大変ですね。だから冷房設定温度は高めにって言うのはそういうことなのです。この時期、室外機が直射日光浴びず、高温にならなければ圧縮が少なくて済む、つまり電気代が節約できるはずなのです。

ところで大きなエアコンががんばっている空の湯はどうなっているか?といいますと既に室外機日除け大作戦が始まっていました♪ 

当社はビルメンテナンス会社ですから作業はもちろん自前です。まずは当社施設事業部が室外機吹き出し口の上向きを横向きに変更し、周りにパイプで枠を作りました。続いて、その枠に目隠し用のグリーンフェンスと農業用の日除けネットを貼り付けて日陰作りを完成させたのですが、この作業は空の湯事業部と営業部サステナビリティ推進チームが担当しました。

お見事な出来栄えになっていますが現場ではご披露できませんので、完成写真を見てください(@_@  こちらです↓

http://www.3am.co.jp/article/490742741.html

大きなフェンスになりましたが風通しが良いので台風でも大丈夫だと思います。冬は逆の事で少しでも温かいほうが良いので、直射日光を浴びたほうが良いのか、でも霜が降りたり北風で冷やされる方が効率が落ちるかも・・・、いっその事、温泉で温めれば効果バツグンなんだけど、などと試行錯誤です。

とりあえず冷房ガンガンのこの時期、電気代も上がっている中で少しでも節約できれば幸いと思っているわけです。

皆さんのご自宅でも室外機の様子をチェックしてみてください。

~新着ブログ~ 
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■夏フェスタ空の湯2022

http://www.3am.co.jp/article/490748181.html

(七夕、竹工作、縁日、花育・・・子供たちのお祭り)

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