ヒッヒッ火
- 2024年1月8日
1月も既に半ばを過ぎておりますが、新年あけましておめでとうございます。本年も三栄メルマガ、よろしくお願いしたします。
今年はコロナ明け、初のお正月という事で成田山も大変な賑わいだったそうですが、空の湯も暮れから大賑わいでご来場頂いた皆様にはご不便をおかけいたしました。
今は通常通りに戻っておりますので是非足を運んで下さい。
さて、先月のメルマガでは薪ストーブのお話でしたが、今回はその燃料「薪」のお話をいたします。
人類が火を使い始めたのは180万年前。暖を摂ったり調理に使ったりしていたのでしょうが、火の持つ神秘的な癒やしの力に惹かれていた部分も大きいのではないでしょうか? 古今東西、神事では火が使われているのも納得しますよね。
では、火ならなんでも良いかっていうとそうではありません。You Tubeでは火が燃えているだけの動画の再生回数が数万回を越えていたりしますが、そのほとんどは木が燃えているシーンであって、石油やガスではありません。そう、人間は木が燃えるシーンに惹かれるんですね。
薪ストーブは欲しいけど、薪が入手できない、高くて買えない。
こんなご意見をよくお聞きします。そんな方の為に今年も「The 薪放題」開催しました。
このイベントは飲食店の食べ放題と一緒で割った薪は好きなだけ持って帰れるというもの。薪割り道具を持っていない、やった事がない人にも斧や薪割り機を貸し出すので確実に元が取れる仕組みです。
今シーズンの第1回は1月8日に開催されました。会場の都合で5組限定のところ、5組8名が参加。このためにトラックをレンタルしての参加者もおり、気合が感じられます。主催者側も負けてはいません。原木はクヌギやケヤキなどの広葉樹、4tトラック1台分を用意。特製の玉切り台も2台制作して準備万端です。
9時に集合、ミーティングの後、戦闘開始!
参加者はあらかじめ準備しておいた薪割り台を中心に自分の陣地を確保。スタッフはユンボで4mの丸太を玉切り台に乗せて、3人で一気に玉切って行きます。とにかく切って切って切りまくり!
参加者は割って割って割りまくり。
そう・・・、次から次へ・・・・、休む事なく・・・・
開始から1時間を過ぎた頃でしょうか、あれだけあった原木も残り僅か・・・。
「今日の薪は割り易いなー、ハハハ」パカーーン
「そうだね、父さん、簡単に割れるよ!」パカーーン
一方の主催者側はチェーンソーの切れ味もだいぶ落ちてきて、みんなヘロヘロ・・・。
用意した焼き芋が焼けた頃には戦闘は終結しておりました。
チーン
夕方まで掛かる予定がたった2時間程度とは、恐れ入りました。
それでも、車に満載、2往復する方もいらっしゃり、ご満足いただけたと思います。
次回は1月20日、次回はトラック2台分の原木を用意したので乞うご期待。