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夏もち~かづく八十八夜♪(シャンシャン)

夏もち~かづく八十八夜♪(シャンシャン)

 

これは「茶摘」という童謡です。

60代の筆者は当然「おお、懐かしい!」と思いましたが、社内で調査を行ったところ、20代の社員も知っていました。

今回は茶摘にはまるで関係ない田植えのお話です。

 

そう、「米」という字は「八十八」って書くんですね。

八十八夜とは立春から数えて88日目、5月2日。

末広がりでおめでたいので、農業の吉日なんだとか。

5月は皐月(さつき)ですが、早月(さつき)とも言って早苗(さなえ)を植える月とされています。

そんな早月11日、今年も「田植え体験」を芝山町観光協会が花と緑の農芸財団さん全面協力のもと開催されました!

昨年は中学生でしたが、今年は城西国際大学の学生さんたちと一般参加を合わせて60名♪

さあ、全部植えられるかな?

 

天気は快晴、絶好の田植え日和です。

9時、芝山公園の近くの財団本部にバスやマイカーで集合。

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まずはお着替え、これから泥だらけになってもいい服装に着替えます。

全体説明の後、田んぼに移動して実際の植え方などをレクチャーしてもらいます。

2班に分かれていざ、入田!

筆者は1班の班長を拝命されたので責任重大です。

今回は日本人だけでなく、いろいろな国の学生さん達が参加してくれました。

田植えですから当然田んぼに入るわけですが、ここまで来て入りたくないという方も・・・。

しかし、安心してください、重要な「苗投げ係」をやって貰いました。

全員が入ったら自分の担当の列を決めます。

今回は2~3列ですが、なかなか決まりません。

「真ん中の、白い子、もうちょっと左に詰めて! 帽子の人、右に寄って!」

班長として指導力が発揮される場面です。

 

列も決まったところで、最初の苗が配られて、いよいよ田植えスタートです。

苗はどこに植えても良いわけではありません。前後左右30センチ間隔で植えます。これは見た目の問題だけでなく、日光や風が均等に当たり、草取りや消毒などの作業、生育を安定させるために必要です。

そのためにロープに目印を付けて、全員が1列植え終えたら30センチ前に出します。その繰り返し。ロープは左右から引っ張らないとまっすぐに張れないので息を合わせて必要があります。

 

「せーの、はい!」(筆者)


苗が無くなった人へは「苗投げ係」が畔から投げますが、絶妙なコントロールが必要です。

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今回はさすが大学生、中学生より格段に作業が早かったです。また、ご家族で参加のお子さん達も大学生に負けないパフォーマンスに驚きました。

田植えの才能アリですね。

 

約1時間程、みなさんの頑張りのお陰で午前中で作業完了。

お弁当タイムには空の駅さんや大木いちご園さんから差し入れもありました。

午後には学生たちの事前学習で芝山町についての発表があり、私達も多くの気付きがありました。

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今年の田植えも無事終了。

今年の夏も猛暑になるでしょうが、秋にはたくさん実をつける事を祈ってます。

稲刈りは9月7日、今回参加されなかった方でも大丈夫です。

みなさんの申し込みお待ちしてます。

 

芝山町観光協会HP