News/Blog圏央道開通延期！ 原因は芝山トンネル?

圏央道とは首都圏の周りをむすぶ、環状線の一つ。

千葉県では大栄松尾間だけが未開通です。

国際空港の隣なのに不思議ですねぇ。

それが、やっと2027年３月に開通することになりました。

しかーーーーし、最近の発表では無期限延期。

その大きな原因が、この芝山トンネルらしいんです。

で、潜入。

その原因を探って来ました。

芝山トンネルは芝山町と多古町の堺に掘られる全長約６００ｍのトンネルです。

アクアラインのようなシールド工法ではなくて、昔ながらの工法でエッサカホイサカ掘ってます。

土質は良質な山砂で一番浅い部分は地上から３ｍしかありません。

なんだか掘りやすそうって思いませんか？

ところが、この砂と深さが問題なんです。

とても良質な山砂で、穴を掘ると砂時計みたいに崩れて来ちゃう、浅い部分は天井ごと崩落の危険性が・・・

だから、地盤改良しながら掘っているんです。

最初から難工事とはわかってきたけど、想像以上に難工事みたい。

切り通しにすれば簡単だけど、上はゴルフ場やら道路やらで用地交渉してると余計に時間がかかるようです。

現在は半分ちょっとまで掘れてました。

順調に１日1mで行けばあと１年で開通しそう。

工事の安全と一日も早い開通を祈りましょう。