さんむ田んぼアートを見に行ってきました!
- 2023年8月8日
暑さがピークを迎える8月。
真夏の日差しの中、植物はすくすくと成長しています
今回、千葉県の150周年を記念した田んぼアートが見られると小耳にはさみ、
営業部新入社員の筆者は、山武交流センターに行ってきました
交流センターは道の駅オライはすぬまの隣、3階4階から田んぼアートを楽しむことができます。
その昔、千葉県、上総、下総、安房の三国に分かれていました。
明治4年7月の廃藩置県ののち、明治6年6月15日に木更津県と印旛県が合併して千葉県が設置されました。令和5年は、千葉県が誕生してから150年の節目の年となります
千葉県がこんなに歴史のある県だとは・・・生まれも育ちも千葉県の筆者ですが、お恥ずかしながら知りませんでした
「世代や地域、国籍の垣根を越え、多くの人々が一つになって農を体験し、食やアートを通じて交流することで、多様性の理解や地域共生社会の実現を目指すこと」を目的とし、チーバくんをあしらったかわいらしいデザインが田んぼアートに
この田んぼアートは、千葉商科大学人間社会学部の学生さん全面協力のもと、制作されました。
150周年記念デザインは、ちばの宝船をイメージしており、風を受けて、力強く未来に向けて進んでいく様子が表現されています。
また、船には縁起物や千葉の名産品である鯛、イセエビ、落花生を載せており、お祝いの意味が込められています
しかし、こんなに広い土地に稲でアートを描くことができるとは・・・驚きです。
実は、これは稲の種類が関係しています
山武市の田んぼアートは、青森県から取り寄せた赤色や黒色など、品種の違う7種類の稲を使い分けることで、色を表現しているそうです。
自然の色を使ったアートって、とても素敵ですね
そして、アートが完成した後も、毎週土日のどちらかに、アートを美しく保つために、千葉商科大学の皆さんが田んぼのメンテナンスをしています。
こんなに暑い中、大変だろうなぁ➰
ちなみに
田んぼアートのすぐ傍らでは、千葉県誕生150周年記念ののぼり旗とともに、たくさんのひまわりが咲いていました。
とっても綺麗
5月には田植えイベントが行われ、田んぼアート制作のための田植えと、「田んぼで結婚式」が開催されました。
今年は千葉県にゆかりのある2組のカップルが結婚式を挙げられ、蓮沼小学校の5・6年生も参加し、結婚式では、蓮沼音頭と蓮沼小学校校歌を披露されたそうです
千葉商科大学人間社会学部ホームページより参照
千葉商科大学人間社会学部ホームページより参照
7月29日には山武交流センターの屋上が一般解放され、鑑賞会が行われました。
夜はライトアップされたようで、そちらも見てみたかったなぁと
このイベントは2019年にも開催されていましたが、新型コロナウィルスの影響もあり、今年は3年ぶり2度目の開催となりました。
写真は2019年のさんむ田んぼアートで、タイトルは「ねずみの嫁入り」です。こちらもとてもかわいらしい
山武交流センターの3、4階の廊下には、お子さんたちの個性豊かな塗り絵がたくさん。見ていてとても穏やかな気持ちになりました
また、9月30日には、稲刈りのイベントが行われるそうで、
千葉商科大学の学生さんを中心に、ワークショップが開催されるようです。
どなたでも参加ができるようですので、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね
稲刈りまでは田んぼアートをお楽しみできますが、台風が来ないうちにご覧下さい