素足で田んぼ、キモ~い!
- 2023年5月13日
コロナで4年振りの開催となった田植え体験。
今年は縁あって、池袋からはるばる城西中学の生徒さん120名が「空と大地の芝山」にやって来ます。
迎え撃つのは、麻生町長を始めとする役場産業振興課の精鋭部隊と田んぼを提供して指導していただく花と緑の農芸財団の方々、そして大してお役に立ちそうもない我々芝山町観光協会理事メンバーです。
どう考えてもこれでは戦力不足、そこに強力な助っ人、城西国際大学の学生たち30名が応援に駆けつけてくれました
なにせ久しぶりの田植え体験学習、コロナ前は40人ほどの小学生が参加していたそうですが、参加人数も多い上に久しぶりの開催。
筆者も田んぼに関わるのは半世紀ぶりなだけにドキドキのスタート。^^;
まあ、開き直って、なるようになっぺ
御一行は時間通りに到着。
準備を整え、いざ戦場(田んぼ)へ
作戦参謀の緻密な計画では20人づつの6班に分けて一人3条を担当、1グループ17分、時間差で3グループが作業できるので正味1時間で終了する予定です。
段取りもわからないまま1班の担当になった筆者。
田んぼ中央の開始線までに畦(あぜ)を1列に並んで開始するんですが、まず畦(あぜ)から田んぼに降りられない子供続出。
田んぼに入った途端に「キモーイ」「足が抜けない~」などと前に進めません。
どうにか先頭が対岸に辿り着くと、今度は自分の受け持ち列がわからず、すでに10分以上が経過。
田植えは、どこに植えても良いってもんじゃなく、均等にまっすぐに植えなければなりません。
そこで、植える位置に印をつけたロープを持った大学生達を左右に配置、全員が植え終わったら30センチ前進、この繰り返しです。
しかし、これが進まない
「あっ、カエルだ!」「クモこわい~!」「なんか踏んだ!」「転ぶ転ぶ、押すなよ押すなよ!」わーわー、キャーキャー、大騒ぎです
苗が無くなったら、畦から投げるんですが、それが「ビシャ!バチャ!」「ナイスキャッチ~!」でまた盛り上がる
筆者の役目は鬼監督の如く、「はい、そこの子、植えて!集中集中!!」「前行くよ~」の連呼です。
結果、当初の作戦は大幅に狂い、昼食は1時間半押し。
我軍の完敗です。
何はともあれ、無事ミッションコンプリート。
待ち時間には多田教授の講義もあって、実のある体験授業になったと思います。
収穫の時は我軍も体制を整えて迎え撃ちますよ
アディオス