News/Blogメルマガ88号  2022年12月

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メルマガ88号  2022年12月

★★ SAM ☆☆☆ *************
三栄メンテナンス メルマガ
2022/12/14

 [ 第88号 ]
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◇コラム

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『 れんこん 』

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師走の候 いよいよ押し迫ってまいりました。コロナコロナで丸3年、そろそろ何とかならないかと思いながら来年のことが予想できる状況ではありませんね!!なので今年最後のメルマガテーマをれんこんにしました。もちろん見通しがきくようにです(^o^)/

れんこんは「蓮根」と書き泥に埋まっているので蓮の根っこと思われがちですが、「蓮」は草かんむりに連なると書くように「地下茎」がメインです。太くなった茎がれんこんで、根っこは茎と茎の間に髭のように伸びているのです。因みにサツマイモは根っこ、じゃがいもは茎です。

れんこんの特産地は茨城県、全国の生産量の半分を占めていてその他は徳島県、佐賀県、愛知県などです。茨城県では土浦市を始め霞ヶ浦周辺市町村の収穫量が目立っていて当社に近いところで稲敷市もその一つ、利根川と霞ヶ浦に挟まれた水郷地帯に行ってみました。北総台地を抜けると広がる田んぼ、利根川を渡るとまた田んぼ、360度真っ平なところを走って霞ヶ浦に到達します。いい天気だったので筑波山がきれいに見えて爽快、この辺りは「浮島れんこん」が産地の稲敷市浮島というところ、れんこん田んぼが見渡す限り広がっています。ご当地なのでしょう道々にはれんこんが入った発泡スチロールの箱が置かれ無人販売所になっていて、数個入り一袋100円、掘りたての新鮮を購入できました。

胸まで浸かる田んぼで悪戦苦闘するれんこん掘りのシーンをTVバラエティー番組で見かけますが、近くで見てみたいものだと思っていました。利根川沿いならば千葉県側にもれんこん田んぼがあるだろうと調べてみると何とすぐ近く神崎町にあることがわかり、早速「北郷れんこんファーム」というところを訪ねることにしたのです。https://www.kitagofarm.com/

神崎神社近くの道路沿いに表札を見つけ、駐車場先の建物の中に真っ白いれんこんの山積みが見え、お邪魔は承知の上で箱詰め作業をやっている方に近づいて、れんこん掘りの作業を写真に撮りたいと尋ねてみました。「今日は終わっている」、「次はあさって日曜、その次は火曜日にやるよ」、「場所は道の駅(発酵の里こうざき)の傍だ」と作業の手を止めて教えてくれました。茨城稲敷の浮島れんこんが有名だけど神崎のれんこんも紹介したいとメルマガ取材のことを話すと「ここで7年前からやっている」、「うちのれんこんは美味いよ、カニから、牡蠣殻など有機肥料をたくさん使っている」、「食べてみて」って数本を袋に入れてお土産にいただきました。

その足で道の駅に向かうとれんこん田んぼを見つけることができ近づいてみると、枯れた葉っぱの蔓を耕運機で倒す作業をしている若い2人がいて、ここでもお邪魔と思いましたが近づいて尋ねてみました。「何をしているんですか?」に「蔓には空気穴があるので倒して空気を遮断すれば水中のれんこんの赤しぶが取れて白くなるんだ」と話しているうち「北郷れんこんファーム」の人であることがわかったので後日写真撮りの話をすると「その時は長靴はいてきてください。泥で滑りやすいですから」と優しいアドバイスで快諾(*^_^*)

ついでに道の駅に寄って新鮮野菜コーナーで商品になっているれんこんを見つめていると、赤い帽子に赤いコートのおばあちゃんが近寄ってきて「色白がいいんだよ色白が! れんこんは!!」としみじみつぶやいたので、「今これ作っている人に聞いてきたんだけど美味しいって言ってたよ!!」って教えてあげたら、ニッと微笑んでかごに入れていました。

れんこんでいろいろな人と話ができた1日になりました(^^♪

次の火曜日、田んぼには先日の2人がいました。脇の小川にホースを入れてポンプをセット、ホースを伸ばして田んぼに入ると、ノズルを突っ込んで水中で水のジェット噴射、れんこん掘りの始まりです。特に胸まで浸かる深い田んぼではなく、膝上くらいの深さで座り込んで泥をかき分けて掘るという作業、胸まで水に浸かってです。

水中でボコボコやっているうちに5~6個つながった大きなれんこんが出てきました。ジェット噴射で泥を払い、きれいにした白いれんこんを持って畔道にあがってきて「デモでやってみました。いかがでしょう。」、「今日の作業は向こうの田んぼでやります。」、「滑るから気を付けて。」ですって(^O^)/ お邪魔取材のためにわざわざれんこん掘りデモをやってくれたのです。なんとも恐縮、感謝で、ブラボ~!!

向こうの田んぼでは収穫したれんこんを乗せる赤いそりの船を引いて胸まで浸かったれんこん掘りが始まっていて、掘り上げるとカメラの方を向いてくれたり楽し気に作業している若者の姿があり、北郷れんこんファームHPのスタッフ紹介の欄ではデモをしてくれた若者が「れんこん農家を目指して修行中!!」、「将来独立するためにいろんなことを教わり、私自身も成長できればと考えている。」と述べていて何とも頼もしく感じられました。

http://www.3am.co.jp/article/494212890.html

(胸まで浸かるれんこん堀り)

れんこんは正月料理の定番、空いた穴から「新しい景色!!」を見通せる縁起物です。そして豊富なビタミンCとカリウム、亜鉛、銅、鉄、食物繊維などしっかり詰まった高い栄養価、たくさん食べて新しい年を元気で輝ける年にしていきましょう。そういうわけで筆者は既にたくさんいただいております。少し早いですが今年1年ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

(追伸)

【 神秘的なハス!!4日しか咲かない不思議 】

http://www.3am.co.jp/article/440003376.html

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http://www.3am.co.jp/article/493593307.html

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