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地中熱利用換気システム

お知らせ(営業部サステナブル推進チーム)

大里サービスセンター事務所棟には地中熱を利用した換気システムが設置されています。

同センターは2014年11月に竣工しておりますが、建設にあたり省エネ対策の一環で導入したもので現在に至っております。
この度これらを開発した事業者の株式会ジオパワーシステム関連の会報誌「大地の風」第392号に、導入事例として紹介されましたのでご覧ください。
地中熱利用換気システム_1.jpg

建築基準法の定めにより、業務用や住居の区別なく人が長時間滞在する建物には24時間の換気設備設置が義務付けられていますが、換気扇等から取り入れられた空気は、新鮮ですが季節ごとに変動する熱(外気温)を伴っているため室温調整を担うエアコン等に大きな負担(電気代、機器の損耗)がかかってきます。

このシステムは外気温に左右されにくい地中熱を利用し、取り入れる外気の温度を事前に調整するのですが、地中5m程度の年間平均温度は14℃~16℃ですから、この熱を取り入れる外気と接触させることによって夏は外気より冷たく、冬は外気より暖かい空気にして室内に導くことができ、エアコン等の空調負荷を下げて電気代を低減させています。