News/Blogリーダー研修【応用編】最終日

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リーダー研修【応用編】最終日

6月8日  リーダー研修【基礎編】1日目  
http://www.3am.co.jp/article/450667749.html
職場で困っていることを皆で出し合って共有しました。自分だけじゃない、どこも同じだと)
(初めて会う顔、久しぶりの顔、みんな研修同期\(^o^)/)

6月28日 リーダー研修【基礎編】2日目 
http://www.3am.co.jp/article/451327610.html
面談技法を学ぶ
(うなづき、あいづち、とにかく聞く、掘り下げる質問、しゃべりすぎNG)

11月9日  リーダー研修【応用編】1日目 
http://www.3am.co.jp/article/454763270.html
コミュニケーション能力とスピーチの技法を学ぶ
(大きな声で、ジェスチャー入れて、思いをぶっつけて)
       *:*:*:*:*:*:*:*

部下との向き合い方

11月22日 リーダー研修【応用編】最終日 

6月の【基礎編】から通算4日目の仲間たち、もう皆顔なじみ、研修同期になったようです。
机の並べ替え、名札付け、皆無駄な動きしている人はいません。
リラックスしていて、笑顔ありのさわやかスタートになりました。
(6月の基礎編の頃とは大違いです。)

冒頭、社長から「みんな頑張って」、「期待している」と力強いエールが出て開始しました。
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前回ガラガラ声だった先生は快調に「オッケーぇ!!」の連発、いつもの張りのある、押し出しのいい声に戻っていました。
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先ずは宿題になっていたドラマの実演準備で各班がそれぞれにシナリオチェック、役割確認、セリフ合わせ、リハーサルに入ります。浮いている人もなく、結構楽しそうにやっていたのが印象的、脚本家がいて、ディレクターもいて、演技指導もやっていました。ある班は縦書きのシナリオ本(@_@)ができていました。
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(ドラマは班ごとに職場の実際の問題を出し合ってテーマを決めて作ります。それぞれの演技で再現された言動、行動から問題点を見つけ、皆で評価して、解決策を探るという研修手法です。)

部下との接し方、先ずは先生の手本
①導入 世間話、家庭の話、身上の話などから入る
②問題の内容に入る 写真なり、証拠資料などがあると効果的
③問題の本質を説明する  
 どうすればいいと思いますかと部下の答えを待つ
④リーダーとして期待していることを伝える
 どうしたら期待に応えられるか考えさせる
⑤納得させて、これから〇〇しますと答えさせる
 頑張ってくださいと握手する 

※伊藤先生語録
・相手中心の話題から入るんですよ。
・情報は自分から取りに行くんだよ~
・うなづき、あいづち、アイコンタクトが鉄則
・イエス・ノーで答えさせる質問(クローズドクエスチョン)はダメよ。相手にしゃべらせる質問(オープンクエスチョン)ですよ。

さて本番です。
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現場に行く車の運転席、助手席での会話
(見た感じどっちが部下かわかりませんね\(^o^)/)
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昼食時の会話、ハイエースの中を再現
(辞めたいと考えている部下とのやり取り)
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はい、ストップ!! しゃべりすぎ、相手にしゃべらせないといけません
先生が割って入って、模範質問
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中央の二人、左が部下役、右がリーダー
リーダーが淡々と、飄々とした質問、引き出した答えを復唱する、
部下はだんだんつじつまが合わなくなってくる

このやり取りで先生からお褒めが出ました。
皆で拍手しているところ\(^o^)/
そして、氷のような眼をしていましたね、言うこと聞かない相手には時として必要な演技ですよと先生の言葉。
※伊藤先生語録
・パワーのある人を活かすも殺すもリーダー次第ですよ。
・見に行ってあげる、ほめてあげる、これが指導ですよ。
・「ですよね~」としゃべらせてあげる。
・部下に語らせない限り、問題にせまれませんよ~。
・「大変」とか「きつい」とか、相手が出した信号をキャッチしないといけません。信号拾えないとね。
・復唱して確認です。芋ずる式に引き出してください。
・「実はですね・・・」と引き出せたらOKです。掘り下げていくことが大事。
・だんだん説教気味になってきましたよ。説得はダメです。
・何がダメだったのか本人に答えさせることですよ。
・相手がしゃべっているときにかぶって質問しないこと。
・なぜですか、どうしてですか、なぜですか、どうしてですか。
・「ああしなさい、こうしなさい」では主体性がなくなりますよ。
・口ベタでもいい、上手すぎると詐欺師みたいになるから。
・口ベタは問題ない、一生懸命が部下に通じればいいのです。
・「いい年になれば屁もひりゃ香も焚く」(使いようだよという意味かな?)
・私たちは人の人生を預かっています。
・責任もって一人前にするという自覚が必要です。アンテナ張って、タイミングよく、職場全体で育成するということです。
・面談にあたって質問の仕方は大事なのです。質問事項をたくさん書いておいて、練習してから向き合ってください。目的をはっきりさせて、どうしたらいいと思っているかを自分自身に叩き込むこと。
・にっこり笑って、大きな声で、はっきり言うこと。

・一つでも二つでもなるほどと思ったことをやってほしい。
・「場数と経験」で学ぶ、自分自身の成長のためと思ってほしい。

※研修生語録  最後に先生が皆の思いを聞いた。

・改めて自分の仕事の重大さを認識した。コミュニケーションを高め、隊全体がプライドと誇りをもっていけるようにする。
・聞き出すことの重要さを学びました。
・話を引き出すために学んだことを実践する。
・いろいろな部署があって、いろいろな問題があることが分かった。自分の役割を見つめていきたい。
・強く言えない性格ですが、反発を恐れず厳しく対処していきたい。
・慣れることが大事と思う。相手を批判気味に見ていたことを改めたい。
・口下手ですが、少しずつ取り組んでいきたい。
・後手後手になってはダメ、タイミングが大事ということが分かった。
・追い詰める聞き方をしていたことが分かった。
・相手にわかってもらうように話すことが大事だと思った。
皆さん、がんばりました\(^o^)/実りの多い合計4日間だったと思います。
先生の言葉をたくさん拾って書いておきましたので、忘れそうになったらブログ開いて、思い出してください。
「場慣れ、人慣れ、話慣れ」 研修初日の伊藤語録ですよ。
少しづつ実践です、がんばってください。筆者