白桝粉屋おどり
- 2017年11月13日
芝山仁王尊 観音教寺 三重塔
白桝粉屋おどり(千葉県無形民俗文化財)
動画です。上空通過の飛行機も撮れています。ご覧ください。
「白桝粉屋おどり」は芝山町白桝地区に伝わる民俗芸能
笛、太鼓で「おいとこ節」を歌い、踊ります。
「おいとこそうだよ~」と歌うのでおいとこ節(^^♪
「(^^♪ 年は十六 おさよと言うてな 器量のよいこと 卵に目鼻をつけたるようだよ(^^♪ 」という感じです。
歌詞がおさよさんとお坊さんの物語になっているのです。
引用:発行「白桝粉屋おどり」芝山はにわ祭実行委員会
むかしむかし、佐渡の国から一人の若いお坊さんが、修行のために飯高の学問所に向かっているときのお話、
江戸街道を下り、三里塚を過ぎ、二里塚のある白枡村の粉屋という茶店の前を通りかかったお坊さんが、店の娘で色白で美しく優しげな顔のおさよさんから声をかけられ、「茶を一杯」いただきながら語らい、楽しいひと時を過ごしました。
学問所で修行に入ってからも、時としては思い出し、厳しい修行で疲れた心を癒していました。
そして3年あまりの修行を終え、佐渡に帰るみちすがら再び茶店に寄ってみましたが、おさよさんは既に病気で亡くなったとのととでした。お坊さんは哀れに思いおさよさんのことを歌にしました。学校で学んだお坊さんたちによって全国にひろまってゆきました。(芝山町史民俗編「伝説と昔話」白桝粉屋のおさよ抜粋)
この物語で当社大里サービスセンターの近辺がたくさん出てきます。 三里塚(成田市)から二里塚(芝山町大里:旧白枡村)を通る道は旧296号線だろうと推察、であればこのお坊さんは大里サービスセンターの前(芝山町大里:旧住母家村)を通ったわけです。近くに茶店があったことになるわけで、早速付近を巡回するも痕跡もありませんでした\(^o^)/
さらに進んで一里塚が染井(多古町染井:かつて一里塚という屋号の家があったそうです:9月多古米取材で)、更に1里先が基点になる日本寺(多古町南中:にちほんじ:6月アジサイ取材で)。日蓮宗のお寺で学問所が中村壇林、このお坊さんはそのさらに先にある飯高寺の壇林(匝瑳市飯高)を目指していたのです。
この看板はここから旧296号線を進み、現296号線に交差したところにあります。その付近から白桝地区になりますが、看板の女性が「おさよさん」をイメージしているのかどうか?
http://www.town.shibayama.lg.jp/0000001842.html(芝山町HP)