新そば取材報告(蕎麦屋めぐり)
- 2016年10月18日
メルマガ取材で蕎麦屋めぐりしました👀
お酒とつまみの話のほうが多いかも(^O^)/、見てください。
・一軒目
先ずは「蕎麦いちふく」さん(成田駅前開運橋の脇)
「新そば入荷!!」のビラが貼ってありました。
未だ明るいうちに暖簾をくぐりましたが、既に知人がちらほら、でもこっそり無視(>_<)
さて、そば前とつまみ、「冷やください、あの~っ、天抜きってできますか?」とメニューにはないので優しく、通の如く「天抜きに冷やっ!!」とはいきませんでしたが、奥に聞きに行った店員さんが「出来ますよ~💓」
升受けにこぼれんばかりの長命泉に顔を近づけて、天ぷら蕎麦の蕎麦抜き、つゆに浮かんだ海老天をいただきました。
まいう~っです
そうだ、新そば報告だった👀、(長命泉 参升(ます)のあと)締めにもりを注文、壱人前はせいろ弐枚、少し青みがかった、いい香りの新そばは北海道産。そば通のようなレポートできなくてすみません。おいしかったですよ。
PS:田酒、飛露喜など東北の銘酒🍶たくさんあり👀
・二軒目
実は神田須田町の「創業明治17年 神田まつや」にも行ってきました。
17時頃、まだ明るいうちにお店の中へ、小さめのテーブルが15、椅子は背もたれなし、店内全体が黒っぽく、中央の柱時計が雰囲気出していました。ほぼ満席、相席で肩寄せあった大方の皆さんは徳利を傾け、まさに昭和の頃か。
やはり天抜きがメニューにないので、小さい声で聞いてみると「ありますよ(^^♪」とベテラン中居さん、「じゃ冷やも」って注文、「お冷じゃないよ」と調子に乗ったら微笑んでくれました。
つゆがたっぷり染みた衣でちびりちびり、実においしい。
池波正太郎氏は神田まつや常連客でした。代表作「鬼平犯科帳」の火付盗賊改役 長谷川平蔵は、蕎麦屋で粋な鬼平呑み、「一人で明るいうちにふらりと立ち寄り、先ずは板わさで一杯、だし巻き卵でもう一杯、そばを手繰って、長居しないで帰る。」
長っ尻は野暮、無粋なのですよ(^O^)/
あっ、もり蕎麦写真撮るの忘れました。残り一口ですみません。
でも見てください、切れっ端がありませんよ。もちろん新そば、今は秋田産だそうです。
・三軒目
地元「そば工房 篠」は当社に最も近い蕎麦屋さん、大里サービスセンターの500m先位
12時10分頃、上空400m位のところに
✈✈ JAL003便 B787 ✈
14時間以上かけてニューヨークから飛んできた到着機、
お疲れさま~(^o^)/
道路の先が当社大里サービスセンターです。
週に1~2回は昼食でお邪魔します。
先日のオーダーはH長は大盛り、K役は倍盛り、筆者は普通盛り、十割、二八(粗挽き、細挽き)を選びます。
(これは十割の大盛り、 向こうに揚げ餅)
旬の野菜天ぷらはそば粉と卵黄の衣、自慢のパリパリ
歩いてはいけないので「御酒」はいただいたことありません。
器はこだわり陶器、すべて益子焼、蕎麦湯ポットもご覧の通り。
蕎麦湯はそば粉をまぶしていただき、デザートサービスの葛餅もそば粉です。そして待時間には蕎麦茶を飲みながら蕎麦の実をかじっているので、まさに蕎麦尽くしで過ごします。
ちなみに知人のI氏はお茶の代わりに最初から蕎麦湯をいただいているようです。
そば粉の基本は多古産、酒々井産、下総産で地産地消、でも今は入れ替えの時期で北海道産などを使用、来月には多古産、酒々井産の新そばが入るとのことでした。
自家製粉です。前日のうちに翌日分だけ石臼で挽いて、当日蕎麦打ち、準備ができる10時30分頃開店で無くなったら終わりというスタイル、早めに出かけないと食べ損ないます。
定休日は無し、でも不定休なのでご注意を!!
芝山町大里1586-7
0479-78-1147
PS:そばの小話
ソの1 大昔の社員食堂でのこと。
ご一緒した怖い先輩がうどんを食べ終わると、どんぶりの底から箸でつまみ上げたものはなんと蕎麦の切れっ端、鬼のような形相でにらまれた。私関係ないのに。先輩はそばアレルギーだったのです(*_*;
ソの2 湯桶(ゆとう)のこと。
蕎麦湯が入っている木製のポット。注ぎ口が横から突き出ています。横から口出しする人を「蕎麦屋の湯桶」と言います。気を付けましょう、胸に手を当てて(>_<)
ソの3 御酒(ごしゅ)のこと。
蕎麦屋のお酒を「そば前」と言いましたが、これは話し言葉、書き言葉では「御酒」、メニューにはそう書いてあります。酒、裂け、避けで縁起が悪いのですよ(^o^)/
※後記「最近そばがうまいと思うようになりました。神田まつやで相席の方がおいしそうにかけそばを食べていたのが頭から離れません。」